授業の紹介~大切な人を守る技術をプロから学ぶ~
2024.06.12
これから「当校の特徴的な授業」のシリーズがはじまります。
今週は、1年生の授業を紹介します。
当校では、1年前期に一次救命処置(BLS)の授業があります。
BLSとは、Basic Life Supportの略で、人の心臓や呼吸が止まった時に行う救命処置。
大切な人の命を守る上での基本であり、まず身につけてほしい技術です。
だからこそ、1年前期で学びます。
この授業は日本赤十字社のスペシャリストを講師に招いて進めます。
「ほら、しっかり声を出して!指示して!」など、現場で救命に携わってきたプロの指示が飛びます。
技術だけでなく、人を助けるために練習から本気で立ち向かう姿勢と「プロ意識」も学びます。そして、集中的な練習で、技術が身につくのです。
終了後は、試験を受け、赤十字ベーシックライフサポーターと認定されます。
この授業後の1年生は、どこか自信に満ち、きりっとした表情になります。
その変化を見て、とても頼もしく感じます。
BLSの技術で大切な人を守れるよう日常の場面で活用してもらえることを願っています。
看護学科 前田 幹香
日本赤十字社の講師から、プロの実践的な技術を学びます
集中的な技術練習の後、試験を受けて合格!
日本赤十字社から認定証をいただきました
学んだ技術を活用して、オープンキャンパスで高校生に教えています