時代のニーズに合わせた工夫~基礎看護学~
2025.02.12
今回は基礎看護学で習得するバイタルサインについてお話します。
バイタルサインとは、体温・脈拍・血圧・呼吸などの生命兆候(人間の生命活動における重要な指標)のことです。測定することで、患者さんの健康状態を把握することにつながります。
近年、医療現場での効率化とケアレスミスの防止を目的に、さまざまな自動化システムが導入されています。
最新のバイタルサイン測定機器にはBluetoothが搭載されたものがあり、計測した数値を電子カルテに自動転送できるため、看護師業務の効率が上がり、患者さんへ多くの時間を割くことができ、質の高い看護ケアが提供できるようになります。
バイタルサインの練習は患者役、看護師役のペアで行います。
けれど一人でも練習したい時はありますよね。当校では、ひとりで、いつでも練習できる環境があります。
その一つはシミュレーターです。バイタルサイン値を前もって設定しておくことによって、様々な身体状況のバイタルサイン測定を練習できます。
繰り返し練習することで自信をつけて実習に臨んでいます。
その他にも最新の機器を活用しながら技術を磨いています。
看護学科 小野 優子
実習に向けてバイタルサイン測定を練習しています