新年度にあたって
2021.04.01
本日より2021年度がスタートしました。
昨年度を振り返ると、新型コロナウイルス感染防止の徹底に追われ、休校、オンライン授業、臨地実習を代替した学内実習、文化祭の中止等、戸惑いと試行錯誤の連続でした。
そんな中、最大の出来事といえば、看護第二学科が最後の卒業生を送り出し、49年の歴史に幕を閉じたことです。そして、3月26日の第110回看護師国家試験合格発表において、看護第一学科、看護第二学科ともに全員合格を果たすことができました。両学科100%合格は2015年度以来5年ぶりのことです。卒業生たちとはオンラインで歓びを分かち合い、看護第二学科の最後を最高の形で締めくくることができました。
今年度からは3年課程のみとなり、名称も看護第一学科から「看護学科」に変更しました。
引き続き「看護への情熱がみがかれていく」のスローガンのもと、医療現場で活躍できる確かな看護実践力を身につけた看護師の養成を目指して参ります。厚木看護専門学校が新たな発展へと向かう土台づくりの年度にしていきたいと考えています。
学習環境においては、シミュレーションルームの設置、Wi-Fi環境の整備、オンライン活用による教育体制の整備等、「看護技術教育」と「ICT」の充実を図りました。
ホームページを通して、本校の教育活動を発信してまいりますので、ぜひご訪問ください。
2021年度も講師、実習施設、関連機関、地域、保護者の皆様のご協力をいただきながら、本校の役割を果たすべく取り組んで参ります。引き続き本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2021年4月1日 学校長 武藤 和恵