厚木看護専門学校

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あつかんコラム

「卒業生が身につけた能力 その4」

2024.03.27

卒業生が身につけた能力の一つに「課題を発見し、探究し続ける」があります。

看護学生は、実習等で様々な体験を積み重ね、患者さんにとっての最善とは何か考え看護を実践することが求められます。

実習では、患者さんとの会話や表情、顔色、仕草などを見逃さず「なぜ」と疑問を持ち、看護ケアを実践してきました。ある学生は、脳卒中で言葉がうまく話せない患者さんを受け待ちました。患者さんの思いや訴えを、どうしたらキャッチすることができるのか、学生メンバー、教員・指導者とカンファレンス(話し合い)を行いました。その話し合いで、患者さん特有の表現方法を見つけることが出来ました。次の機会にその患者さんと接したときには、訴えをキャッチすることができて、患者さんは嬉しそうな顔をしてくれたエピソードがありました。

課題を発見し、それに対するエビデンスを探求することで、患者さんにとって最適なケアの提供により近づいていくようになると思います。

卒業生には、学び続けた成果を、近い将来に学会等の看護研究発表の場で、意見交換できることを期待しております。

看護学科 持木香代

 卒業生は真剣に実習に取り組んでいました。今後も頑張ってください

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