厚木看護専門学校

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あつかんコラム

看護師という仕事~看護師になって良かったこと・大変だったこと~part7

2023.08.23

私が看護師になったのは33歳。それまで看護とは全く違う仕事をしていました。そんな私が看護師として勤務して最初に感じた事。それは「働きやすさ」です。 

私のいう「働きやすさ」とは、看護師同士の助け合いの心から感じる働きやすさです。 

看護師は、患者に対して24時間365日、ケアし続けるという責務があります。ケアのバトンを繋ぐために、看護師同士が互いの体調を気遣います。体調だけでなく、仕事を1人で抱え込まずに、時間で仕事を終えられるように、皆の仕事内容を常に把握して助け合いながら仕事をします。 

また、看護職は〇〇さんがいなければ仕事が進まないということはありません。誰に依頼しても患者のケアが遂行されるようなシステム構築がされています。さらに、依頼されて滞りなく遂行できるよう、看護師一人ひとりが意識高く自己研鑽していることも、働きやすい環境を構築している要素の一つと感じます。 

コロナウイルスのパンデミックの時には、多くの病院で看護師が不足しました。そんな時、別の病院から看護師を派遣するということも行われました。どんなに困難な状況でも助け合いの精神で乗り越えていったのです。 

こうした看護師のポテンシャルの高さが、今の日本の医療を支えているとも感じ、30歳過ぎてからでも看護師になったことに誇りを持ち今も働いています。 

教員 赤堀 貴子

 

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