ハンドクリームが欠かせない
2021.06.30
私たち看護師は、一処置一手洗いといって一つの処置を実施するごとに手洗いを実施しています。そのため、一日の手洗いの回数は数十回~百回以上行います。手洗いを繰り返すと、皮膚の乾燥による肌荒れなどが起こりやすくなります。肌荒れが起こるとそこから細菌が増殖し、感染リスクが高まってしまいます。また、患者さんがガサガサの手で触れられたら、それは気持ちの良いものではないと思います。だからこそ私たちは、保湿されている清潔な手で看護をしたいと考えます。そのために、ハンドクリームを塗るなどして管理を怠りません。冬場は特に乾燥しやすいのでカバンにハンドクリームが不可欠です。また、患者さんに触れる時にひんやり冷たい手だと驚かせてしまったり、不快な気分にさせてしまいます。あたたかな手で患者さんに触れ、「手当て」と言われるように、看護の本質である触れることを大切にしています。このように、手の健康を保ちながら私たちは看護をしています。