「厚看の今昔【災害の備え】」
2023.12.20
かつて当校では、災害が発生した場合、学生全員を帰宅させる方針でした。その際に提供される非常食は、わずかな栄養補助食品と水のみでした。しかし、近年の異常気象や災害の頻発により、現在では、学生の安全が確認できるまで学校に待機する方針に転換しました。
そのため、災害時の備蓄品も大幅に充実しました。現在、当校では5年間保存可能な非常食3日分の他にも、災害用トイレ、歯ブラシ、手洗い・うがい用の水、マスク、生理用品、ポータブル電源、懐中電灯、非常用ブランケットなどを備蓄しています。
これらの備蓄品は、学生や教職員の安全確保だけでなく、近隣の方々への拠り所として、避難場所や非常食、トイレなどを提供することで、安全を支援します。
「災害は忘れたころにやってくる」ことを念頭に置き、災害時においては、冷静な行動と学生の安全確保が最優先事項です。私たち教職員は、災害が起こらないことを願いながらも、常に災害への備えと対策を怠らず、学生の命を守る使命を全うしています。
総務課 長塚 彩加
学生が文化祭のブースで紹介しました
学生が校内を探索し、防災備蓄品等の場所をまとめてくれました