昔むかしの厚看の周り
2022.06.01
「私の授業の豆知識」は、いったんお休みです。
厚木看護専門学校のすぐ東側に、「小鮎川」という相模川の支流があります。10分ほど下流に歩くと本流の「相模川」と合流します。合流点は、毎年8月に行われるあつぎ花火大会の打上地点です。
かつて自動車や鉄道がなかった江戸時代に、江戸大火の復旧に、上流で切り出された木材を「相模川」を利用して船で下り海に出て、東に渡り江戸に運んでいました。そのときの江戸幕府は軍事上の理由から、川に橋を架けることを禁止していたそうです。
きっと相模川の川沿いは、昔むかしは、水運に関わる人が大勢いて、栄えていたと思います。今の本厚木駅周辺との違いを想像すると、筆者はワクワクしてしまいます。
今後は厚木市内にある「あつぎ郷土博物館」にも通い情報を得ながら、川沿いを散策し、真実を探求していこうと思っています。看護のこと以外でもワクワクすること探してみませんか。
厚木市松枝1-13-1「船喜多神社」【厚木看護専門学校から南に徒歩7分】
水運で用いられる船に関わる仕事をする集団が集まってできた地域の名前「船木田郷」は、神社の名前の由来になっています。
総務課 茂木憲明