母性看護学実習~気持ちの良い沐浴~
2024.05.29
今回は母性看護学実習について紹介します。
「おめでとうございます!」「頑張りましたね」「かわいい!」
3年生になると様々な場所に実習に行きますが、その中で唯一「おめでとうございます」といえるのが母性看護学実習です。
学生にとっては感動がつづく実習のようです。
学校内ではベビー人形を用いて何度も練習した沐浴(赤ちゃんの入浴)ですが、実際の赤ちゃんは「小さくて、柔らかくて、どこを支えたらいいの?」と人形とは全く違う感覚に驚くようです。「泣かせずに沐浴できるかしら?」と考えると学生の緊張感はピークに達します。そんな時、「初めて沐浴を体験するお母さん達も緊張しますよ。そして、きっとあなたと同じ気持ちですね」と伝えると「お母さんでも私と同じように泣いたらどうしようって緊張するんだ!」と、その表情は安堵とともに優しい笑顔に変わります
「私が赤ちゃんを守っている」という自信に変わった瞬間の笑顔なのだと思います。
どんな時も研鑚を惜しまない学生と実習に行くのは私の楽しみでもあり、自慢でもあります。
看護学科 三浦 英子
沐浴を熱心に学ぶ学生です