高度な臨床判断能力を身につけるための取り組み
2024.05.01
臨床判断とは、看護師が患者の身体や心の状態を見極め、最良のケアを提供するための考え方です。臨床判断によって、患者の安全とケアの効果が左右されます。
今年度から、実習で臨床判断を学ぶことを強化します。
これは学生が、現場の看護師の様々な臨床判断に触れ続けることを重視した実習です。看護師の判断をタイムリーに教わり、ともに実践をし、効果を確認することで、臨床判断のプロセスを身近に感じることができるでしょう。さらに、実習後は、高度なシミュレーター3体を使用してリアルな振り返りを行い、学びを整理します。
学生が、実践を通じて、より高度な臨床判断力を身につけ、質の高い看護を提供できる人材となることを期待しています。
看護学科 赤堀 貴子
3年次の成人老年看護学Ⅱ実習では臨床判断をしながら看護実践をしていきます。