遊びは子どもの大切な「しごと」
2026.02.04
先日、新着で紹介した小児のおもちゃの演習について、今回は少し詳しくご紹介します。
学生が手作りしたおもちゃを用いて近隣の保育園児を招待し、遊びを通した交流を行いました。この演習は本校で長く継続している講義内容で、子どもたちと関わる大切な機会です。
子どもは講堂に入ると迷いなくおもちゃへ向かい、すぐに遊びが始まります。文化史では人間を「遊ぶ人=ホモ・ルーデンス」と表現することがあります。それほど遊びは特別な行為です。遊びには、手や体を動かしながら動作を覚えたり、気持ちを表現したり、友だちと順番を決めたり話し合ったりと、さまざまな経験が含まれています。
そうした関わりを通して、感情の調整、自分を意識する感覚、他者との関係づくり、考える力などが育っていきます。
学生は子どもの様子を観察しながら、自分たちが考えたおもちゃに子どもがどう興味を示し、どう扱い、どんな表情になるのかを確かめていきます。子どもたちからは「楽しかった!」と声が聞かれました。地域に支えられ、地域とともに育つ学びとして、これからも継続していきたいと思っています。
看護学科 渡辺 彩
