2021.09.01

建設現場に、「凡事徹底」の大きな横断幕が掲げられていました。

調べてみるとイエローハット創業者の鍵山秀三郎氏の著書には「当たり前の事を徹底して行うこと」とありました。

建設中の事故防止のみならず、完成後の建築物が安全なものであるために必要不可欠な事なのだろうと想像します。

医療現場においても同じだと感じました。

例えば、医療現場での有効な感染防止策の一つに「手洗い」があります。

手洗いの方法はとてもシンプルですが、多忙な中、日に数十回も適切な方法とタイミングで手を洗うことは意外にも難しく、意識し続けなければ実行できないものです。

医療現場に従事するスタッフ全員の手洗いが徹底してなされなければ感染をあっという間に広げてしまいます。

手洗いに限らず、当たり前のことを徹底的に実行することが命を守ることに繋がるのだという自覚を持ち、看護のプロとして日々行動していこうと改めて強く思いました。

教員　赤堀貴子