夏のセルフケア~情報とどう付き合う?~
2025.08.20
私たちの生活はスマホやパソコンなどのデジタル機器に囲まれ、便利である一方、長時間の使用は目の疲れや肩こり、ストレス、睡眠の質の低下などを引き起こします。特に寝る前にスマホを見続けると、脳が興奮状態になり、眠りが浅くなることが分かっています。
そこで注目されているのが「デジタルデトックス」です。意識的にデジタル機器から離れる時間を作ることで、心身をリフレッシュできます。例えば、寝る1時間前はスマホを見ない、休日はSNSを控えるなど、ちょっとした工夫で効果が期待できます。
猛暑の夏、特に夏は自然のエネルギーに満ち、海や山、森など五感を刺激する環境が整っており、デジタルデトックスに最適な季節です。最近では、自然の中でテクノロジーから離れる「デジタルデトックス・リトリート」が人気を集めています。
スマホをオフにし、ヨガや瞑想、森林浴、星空観察などを通じて五感を研ぎ澄ますことで、驚くほどの癒しと気づきが得られます。この夏は自然の中で「本当の自分」と再会する旅に出てみませんか?
看護学科 杉崎 真紀