夏のセルフケア~自分の健康に目を向ける~
2025.08.06
看護学校では、日々看護を学びながら他者の健康を支える準備をしています。
しかし、その前に忘れてならないのが「自分自身の健康」です。特に夏は、気温や湿度の変化により体調を崩しやすい季節です。熱中症や睡眠不足、食欲不振など心身に負担がかかることも少なくありません。この時期こそ、セルフケアの意識を高めることが大切です。
例えばこまめな水分補給や冷房による冷え対策、栄養バランスの取れた食事を心掛ける事などです。また、質の良い睡眠を確保する事も疲労回復には欠かせません。
夏休みに海や山で自然に触れる時間を持つことが心と体を整える機会になるかもしれません。
看護の現場では、患者さんの健康を守るために自分の体力や精神力が求められます。セルフケアは、自己管理の力を育てるだけでなく、心の余裕が患者さんへの思いやりにもつながります。
この夏、自分自身をいたわる時間を少しでも持ってみませんか。看護の道は、自分自身を大切にすることから始まります。
看護学科 前田 幹香