2020.11.11

小さな幸せは、身近な生活の中にあるのかもしれません。

校庭のイチョウともみじの葉も本格的に色づきました。見上げるとその黄金色の美しさと橙色の可愛らしさが心を温かくしてくれます。葉の間から覗く空は青空で思わず深呼吸をしました。

1日があっという間に過ぎゆく中、しばらく見上げたまま秋を感じて眺めていたら、ふと、レオ・パスカーリア作「葉っぱのフレディ～いのちの旅～」という絵本を思い出しました。故日野原重明先生が舞台化し、ミュージカルにもなっています。葉っぱを通して生命の循環が描かれ「どう生きるか」について考えるきっかけになった本でした。看護でいうと「死生観」といいます。人生100年時代が到来します。「自分らしく生きるには」が問われますね。

観光名所の紅葉も素晴らしいですが、身近な景色の中にも美しいと感じられ、心が満たされ幸せを感じたりするひとときもあります。日々の営みに感謝し、一緒に小さな幸せを探しませんか。

専任教員N

 

　

先週までは緑が多かった葉が、色づいてきました