厚木看護専門学校

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看護への情熱がみがかれていく。

あつかんコラム

看護技術はどこでも活かせる

2021.08.04

教員の私が看護学生だった頃、ワクワク、ドキドキしながら、看護の勉強をするのは、毎日が新鮮でとても楽しかったのを覚えています。

特に看護技術の勉強は、授業を受けるたびに「へーーーほーーー」と驚きと感動の嵐でした。

1年生の始めに学んだリネン交換やベッドメーキングは、患者さんのベットのシーツやタオルを交換するものです。

これまで家で洗濯物(シーツやタオルなど)を畳んでいた私にとって、これまた全く別のもののようにも感じられました。

バスタオルは、まず縦長に3等分で畳み、長い方を半分に、さらに半分に畳みます。

すると畳んだバスタオルは、輪ができた状態になります。その輪を手前にそろえて収納します。

はるか、何十年も前に習い、何度も何度も繰り返し練習した日々の記憶と体にしみ込んだタオルを畳むことや収納方法の技術は、その時以降、普段自宅の日常でもやってしまうことの一つです。

今は行くことは難しいですが、ホテルや旅館などでバスタオルが同じ畳み方、同じ収納の仕方を見ると、満足感を得るとともに、「やっぱり看護技術ってどこでも活かせる」と思います。

学生が畳んだバスタオル

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