2019.12.04

私の自慢は我が家の家庭菜園で収穫した野菜たちです。といっても、作っているのは主に父になりますが…。

父は私が小学校3年生の時、父親参観日の作文で「畑以外にどこにも連れて行ってくれない」と書くほど、土日はほとんど畑に向かいます。父曰く「趣味ではなく、先祖代々農耕民族だから、作っていないと落ち着かない」という理由だそうです。春にはキャベツ・菜の花・ふきのとう・ブロッコリー、梅雨の時期にはジャガイモ、玉ねぎ、夏には夏野菜全般、秋にはサツマイモや冬瓜、冬には白菜・大根・里芋など定番な野菜や変わった野菜など様々収穫されます。本当は野菜より花を作るのが好きな父は、庭だけでなく畑にも花を植えることも多いです。秋の今は庭も畑もたくさんの種類の菊が満開であり家の中も外も華やかに彩ってくれます。

腰を痛めながら土を耕し、大きさや変な形と言い合いながらの収穫は我が家にとって良いコミュニケーションとなっており、皆で収穫した野菜を調理し食べることは美味しさも倍増します。手前味噌ではありますが、スーパーで買ってきた野菜には負けていません。

看護第二学科　専任教員　今田美和子